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神石高原 尾久比島レモン収穫


はじめに、神石高原の大田さん。この度は貴重な体験をさせて頂きまして誠にありがとうございました。

私自身、収穫作業は初めての経験でした。

今回2日間の体験で大田さんのレモンに対する愛情や思いが凄く伝わりました。

尾久比島という船でしか行くことの出来ない環境で足場も良くない場所で収穫作業をずっと行っている大田さんたちを目にして、私自身大変勉強になりました。

1日目は 草刈作業を主に行いました。

天候は快晴で湿気が高くじめじめとした環境で作業を行いました。尾久比島は無人島でジャングルのような密林で、草刈り機で長く伸びた草を刈り、収穫のスペースを作りながら、木に生っているレモンを1つ1つ手で取り、作業を進めて行きます。

足場が悪く結構な斜面になっている為、厳しい条件の中での作業でした。後半は私もレモンの収穫をしました。背の高い木に生っているレモンは長いハサミで枝を切りながら落としていくのですが、私はその高い場所を上向き、背伸びをしながら枝を切ろうとした時に斜面ということを忘れていて平衡感覚を失い、少し高さのある段差に数回転落しました。

怪我はしませんでしたが、驚きました。

普通の木の収穫とは違いここでは、常に上も下も意識を集中させながら行うのは慣れるまで困難でした。

暑い中での長袖・長ズボンで斜面での作業は体力をすごく奪われます。

大田さんの話では30分作業をして20分休憩を行い、1日の作業時間は6時間くらいが限界だそうです。

1日目の作業も終わり、みんなで会食。ここでは大田さんの話をしていただきました。

レモンを始めたきっかけは、はじめは大田さんではなく違う人が行っていたそうです。しかし、その違う人が病気になり、続けることができなくなりいきなり大田さんに頼む!とお願いしたそうです。

レモンの木を育て、管理していき収穫するということは決して簡単なことではありません。大田さんは育て方を教わり、除草剤や農薬を使用しない安全で体に良い無農薬のレモンを諦めずに今現在でも大事に育てています。話している大田さんは笑顔に満ち溢れていて、レモンや他の食材に対する愛情は素晴らしいものでした。

2日目はレモンの収穫を主に行いました。天候は曇りで昨日より涼しく収穫し易い環境でした。昨日よりは収穫のコツをつかんできて沢山のレモンを収穫できました。

この2日間を通じて、こんなに一生懸命な大田さんの思いを、たくさんの人に伝えたい。除草剤や農薬を使用せず、1つ1つ丁寧に育てているからこそ生まれる「おいしさ」をたくさんの人にお話したいです。

たくさんの汗を流し、安全で体に良い食材をたくさん収穫できた喜びや楽しさを私は忘れません。

また是非お手伝いさせて下さい。

この度は本当にありがとうございました。

 名古屋生活クラブ  鈴木祐介

レモンの島から


11月22、23日の2日間にわたり、レモン畑の手入れのために、当社の伊澤、瀧岡と共に、広島県にある無人島、尾久比島(おくびじま)に行って参りました。2人は2度目ですが、新入社員の私、水藤(すいとう)は初めて。生産者の現場もこれが初体験となりました。

広島駅に着くと、出迎えてくださったのは、(株)神石高原の大田さん。地元である神石高原町を含めた地域の活性化のために、地元で育てた紫蘇、エゴマ、生姜を使った商品を開発されるだけでなく、尾久比島で無農薬のレモンの栽培もなさっている方です。

さて、今回の作業はレモンの下草刈りと堆肥撒きです。ただでさえ広い土地ですが、レモン畑は傾斜地。さらに島までの農機具、堆肥の運搬は船をチャーターする等、平坦地での農業に加えて費用も労力も格段に必要です。時折するレモンの香りに救われながらも、作業終わりには、へとへとでした。

今回の訪問で一番印象に残った大田さんのお話しがあります。「食品の安全性を確保するために、行政主導での基準の導入も必要です。ただ、それと同時に人間が持っている食べ物に関する野性的な勘が失われていっている気がする。地元の特性を生かして作られた食べ物の、そのままの味を食べてもらって、そういった感覚を取り戻していきたい」

淡々とした語り口でお話されていましたが、これだけの労力をかけてレモンの栽培を続ける大田さんの「理由」が垣間見えた時間でした。同じく野性的な感覚が失われている世代の私は、これからも皆さんが食べている物、生産者のストーリーを伝え続け、更には自分も日々の暮らしの中でそういった感覚を取り戻していきたいと改めて思いました。

さて今回お世話をしたレモンですが、順調にいけば来年春〜初夏にかけて取り扱うことができるかもしれません。その際は、そういった裏側のストーリーも味わいながら、是非、野性味あふれる味をお楽しみ下さい。ちなみに生でいただきましたが、すっきりとした酸味があり、ジューシーでした!!また今後も定期、不定期的に株)神石高原の紫蘇などのシロップや生姜もお取り扱いしてまいりますので、そちらも宜しくお願い致します!!!

 

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ヨーロッパ共同体の残留農薬調査(梨)

農薬情報
農薬の使用剤数は驚くほど多い梨、産地の千葉県の慣行栽培基準は、化学合成農薬52剤にもなります。
 気になる梨の残留農薬の実態は?
 ~安全審査が真剣に行われているヨーロッパ共同体(EU)の残留農薬調査からみえる事~
EU調査 日本とはケタの違うサンプル数での調査で、7割もの梨から残留!
(2011年) 

サンプル数 残留農薬検出サンプル数 許容量違反 検出農薬数
1364 966(70.8%) 15(1.1%) 66種

            日本調査 (2013年東京都)
            8検体の少ない調査で、8検体全てから残留
EU調査◆半分以上もの梨から、複数の農薬が同時に残留!複合的な影響が心配!

サンプル数 残留農薬が1種類検出 残留農薬が2種類以上検出
2184 463(21.2%) 1150(52.6%)→最大13種類

            日本調査 (2013年東京都)
            8検体のうち、4検体(半数)から複数の農薬が残留
     梨の場合に顕著な様に、複数の農薬が同時に残留している事が多い

EUの姿勢 残留した農薬が身体のどこに作用するかを分類し、複合的な影響まで評価
  調査△砲弔い瞳彁擦垢襪函6個の梨の内、2個が許容量を越す可能性がある
  1個目 ラムダシハロトリン0.14ppmとシペルメトリン0.03ppm
  2個目 アセタミプリド0.073ppm、デルタメトリン0.047ppm、ラムダシハロトリン0.036ppm
 (=計0.156ppm ※それぞれが許容範囲内でも、複合的な影響を考えると、許容量を超える)
            日本の姿勢
            残留農薬の影響は、1種類の農薬に対してだけ評価がされている

胡椒には急性毒性の危険が!

お料理に何かと味が決まらない時やお肉料理に必ず塩・胡椒をしますよね。
でも、実は農薬の危険性が高いのです。
だからオーガニックの胡椒をお薦めします。




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2日目。さあリベンジ!!                                              

 翌日は朝からレモンの収獲作業。前日の草刈りでは、伊澤から「瀧岡と櫛引の刈払機からは草が刈れてる音がぜんぜん聞こえてこないぞ〜!」と言われてしまったので、「今日こそは!」と二人して気合を入れ直し、いざレモン畑へ。
 ところが今日の敵は虫だけじゃなかったのです・・。レモンの枝にはトゲがいっぱい。これが刺さる刺さる。おまけにレモンの樹の中に潜り込んで収獲しているところにアブが!! チクチクが止まらない・・。
 収獲したレモンを畑から運び出すのがまた一苦労。なんせそこはピラミッドの上。
15k程のレモンを入れたケースを抱えて足元の悪い斜面を何度も行ったり来たり。それをモノレールに積み込んで浜まで下し、さらには小舟に乗せて対岸に運ぶという流れ。
 普段大田さんはこうやって僕たちにレモンを届けてくれているのだと思うと、ただただ頭が下がります。       
 この日、休憩時間に大田さんが作ってくれたのは梅シロップのソーダ割りでした。
この梅シロップは、深刻な獣害の対応策、また増え続ける耕作放棄地を活用し過疎化の進む地域をなんとか活性化させたいという強い思いのもと、大田さんと奥様の服部文子さんが鹿や猪が好まない生姜、紫蘇,梅を栽培することを選択し立ち上げた、(株)神石高原の商品です。
 獣が好まない作物を栽培するという選択は、生き物のいのちを相手にする獣医師である大田さん、そして医師である奥様だからこそなのだと思います。                                                

レモン島でみつけたものは・・                                             
 帰りの船はレモンでいっぱい。けれど収獲したのはレモンだけではありませんでした。
たった2日間でしたが、大田さんと一緒に汗を流し、食事をしたり酒を呑んだりと行動をともにする中で、大田さんのもつ自然や生き物を慈しむ大きな愛、そして信念を貫く強さを僕は感じました。そして、あらためて自分自身の役割を考えることが出来ました。
 
 何よりもいのちを大切に考える大田さんが作るレモンやシロップを皆さんに届けたい。
つくるひとと食べるひとを信頼の橋で結びたい。そんな思いを胸に、島をあとにしました。
 貴重な経験の機会をくださった大田さんに心から感謝します。        〜完〜