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春ちゃんのビバ☆生産者さん!4

更新が遅くなってしまいました…。

5/24、栃木県の根岸さんのお宅を後にして、福島県郡山市のお米の生産者、中村さんのお宅へ向かいました。
夕方到着し、夜には中村さんご夫婦だけでなく、1月の交流会で郷土料理を振舞ってくださった母ちゃんズのメンバーから3名が来てくださり、交流をしました。
翌25日には田植えのお手伝い(お手伝いというより体験)をさせていただきました。

農家民宿をやっている中村さんご夫婦。
名古屋生活クラブに卸してくださっているお米は、白鳥が来るほど豊かな自然の中で無農薬・無化学肥料で育てたもの。
中村さんも、身近に豊富にある自然の恵みを上手に使って、循環させながら生活をされていて、古き良き日本の暮らしがそこにありました。

早朝、私が散歩に出かけようとすると、中村さんが田植えの準備に出かけるところで、「一緒に行くっぺ!」と連れて行ってくださいました。
車中での、「先代から田んぼや畑を受け継いで、今までやってきたのに、放射能でむちゃくちゃだよ。でも俺、これしかできねぇからな」との言葉に、胸が締め付けられる思いがしました。
2011年の12月の交流会の時、「愛情込めて育てた安心安全なお米です。と言ってきたのに、放射能で断言できなくなった。安心安全なお米ですと言っていいか、今日はみなさんに、それを聞きに来ました。」「今まで米作りしかやってないから、これしかできない。だから、また来年もその後もずっと、米を作るしかない」と言われた中村さんが思い出されました。
自然と共生する農業を心がけ、常に試行錯誤を重ねて来られた中村さん。
原発事故後も、田植え前にゼオライトを撒いたり、良いと思われることを試していらっしゃいます。

数回しかお会いしたことがないのに、私は中村さんのお人柄が大好きでファンでした。
小柄な体のどこにそんなパワーが?と思うほど、勉強熱心で、実践する行動力もあり、それでいて、自然に寄り添い、受け入れる優しさや大きさを持っておられる方なので、自然と惹かれたんだと思います。
「中村さんのお米、美味しいですよね」と言うと、「そうか?これが普通だかんなー。でも、愛情込めて育てたお米だよ」とニコニコ笑う中村さん。
農法や環境もあるんだろうけれど、きっと中村さんの愛情がたっぷり込められて、気持ちが入っているから美味しいんだなーと感じました。
親が田んぼをやっているので、なかなかお米は買わないんですが、少しでも中村さんのお米を買って食べ続けようと思います。

中村さん、大好きです!

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