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長野県・生産者の木下さんの所へりんごの袋かけに行ってきました。

 注文書作成を担当している瀧岡です。入社5年目です。去年まで週末は三重事務所へ行き、田んぼ・畑を少しだけ経験させてもらっていました。いつかは自分の食べるものは自分で作れるようになりたいと思っていますが、最近は都会の生活に戻ってしまっています。

長野県のりんごの生産者・木下さんの所へ野菜担当の丑山とりんごの袋かけのお手伝いに行ってきました。今年は色々な事情があり、木下さんの農作業が大幅に遅れていたため、りんごの大きさがスモモくらいに成長していました。青森の三上さんのところではピンポン玉ぐらいの大きさで袋かけをしていたのでいつもと比べて袋をかけるのが大変でした。左がいつも袋かけする大きさです。

 

3人で1500袋をかけました。木下さんのりんごといえば早生品種のシナノレッドですが、去年、減農薬で栽培していた所から新たに借りているフジのりんご畑もあるため、まだまだりんごの木はいっぱいです。ということで急遽次の週も3日間りんごの袋かけに行ってきました。木下さん

りんごに袋をかける大きな目的は、シンクイムシの侵入を防ぐことです。シンクイムシには種類があり、木下さん曰く、モモシンクイ、ナシヒメシンクイはすでに発生してしまっているけど、これからりんごに来るスモモヒメシンクイは防ぐことができるのだそうです(今はスモモやモモの所へ行っているらしい)。まだシンクイムシの影響は少ないそうですが、シンクイムシが入ってしまっているりんごの形跡を3個発見!

小さい茶色の点がシンクイムシが入った跡。本当に小さい点。

もう少し早く袋かけができたらよかったんだろうなあ。

りんごは日本の気候には合わないため、農薬を減らすことはとても難しいことです。病気が出れば次の年も、また次の年にも影響が続いていきます。木下さんは最低限の農薬を使用します。袋をかけることで直接実に農薬がかからないということもポイントです。木下さんのりんご畑ではすでにいろんな被害が出ていました。次は実際に木下さんのところで見られた病気や虫の被害を報告します。

この後ももう少しお手伝いに行ってきます!