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道長さんのぬか漬け交流会




大川原です。
6月19日(木)に安城市にて、漬け物本舗 道長さんによる、ぬか漬け交流会がありました。

私自身、簡単なお漬物は家で作るものの、ぬか漬けは難しいイメージがあって初挑戦!
酸味が出過ぎてしまうなど、失敗したと思った時の修復方法なども丁寧に教えてくださいました。
とにかく、自分で糠床の味を見ることが大事だそうです。

漬物は加工食品の中でも、特に添加物・化学調味料の使用が多いもの。
安い材料で簡単に作るためというのもあるのでしょうが、漬物にはたくさんの生きた菌がいるので、どんどん変わってしまう漬物の味を変えないようにするためというのもあるようです。

道長さんは添加物・化学調味料は一切使いません。
原料の野菜も、無農薬や農薬を極力使わないように作られたものを選んでいます。
そんな道長さんも、25年ほど前までは、ソルビット(人工甘味料)とアミノ酸を使用していたそうです。
無添加に切り替えてすぐは、経済性と利便性において、とても苦労があったようですが、やめようと思ったのはなぜかと質問したところ、「自分の作ったものを食べる人の事を考えたら、安心安全で心のこもった美味しいものを食べてもらいたいと思った」という答えが返ってきました。
シンプルですが、母が家族の健康を想って作るように、食べる人の事を考えて作られているんだと、愛を感じました。

「生きて腸に届く○○菌」など、どれか1つの有用な機能が突出しているものをとれば良いのではなくて、色んな細菌のバランスが大事。
免疫を活性化したり、免疫を調整したり、いろんな細菌一つ一つに色んな機能がある。だからこそ、たくさんの細菌がいることが大事なんですね。
そう考えると、人間も同じだなと思いました(*^^*)
たくさんの菌がいると、同じ材料の糠床
でも家庭によって味が変わってくるし、安定させるのも難しい。でも、それが自然でいいんですね。

試食で食べさせてもらった道長さんのぬか漬けは、野菜の他に豚肉とサバもあったのですが、これがまた美味しいと大評判!こんなに美味しいなら、やってみよう!という方が多数でした。

明日、糠床から出して食べるのが楽しみ♪
これから、どんな糠床になっていくのかも楽しみです。




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